わたあめ系彼氏。
「先輩、来てくれたんだ。嬉しかった。気づいてくれて、凄く。でも、先輩は幼なじみの男を狂ったように何度も何度も殴り続けたの。誰かが先生を呼んだのか、先生達が駆けつけて来て、先輩を止めてくれた。幼なじみの男は重症で命は取り留めたけど、先輩は暴行罪で退学処分になったの。」
彼はなんにも言わずにただただ頷いていた。
真剣な眼差しで、一生懸命聞いてくれた。
「先輩は、サッカーも出来なくなった。私達の関係も、その後自然消滅。私は先輩のファンの子達から反感をかって、毎日いじめられた。」