わたあめ系彼氏。



「おはよ~!今日も良い天気だね♪」

笑顔で王子smileを向ける彼に私は素っ気なく呟いた。


「っるさい」

「え~?」

聞こえなかったのか、それとも無視をしているのか。
彼はそのまま話し続ける。



「ね~亜美ちゃん。おはようのちゅーは?」


ねえよそんなもん。


「ねえってばあ、亜美ちゃーんっ」


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