わたあめ系彼氏。


「あ~やっと亜美ちゃんが相手にしてくれたあ~っ♪そんなに怒んないでよっ!俺の可愛い亜美ちゃーんっ」


周りからの視線を全く気にせずに、私の手を握って微笑む彼は


櫻田 麻琴 (16)


「うざいってば!手、離せよっ!てか私はお前のじゃなーいっ!」

私は繋がれた手を離すため、思いっきり手を上下に振る。


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