第二の街で
タイトル未編集
1-1
桐名あさ、19歳
高卒ニート
私の住んでる街は、決して栄えてはいないけど
そこから出る気もない。
昔は、都心に住みたい!だの
東京に行きたい!だの
逆にド田舎に住みたい!だの
色々あったけど、今はない
19年生きてきて、地元の住みやすさに気付いた。
というより、無気力になった。
仕事をしても、1ヵ月も持たずバックレ辞め
親からも見放された
無論、自分で望んだ亊だった。
だれにも指図されない亊が、心地よい
そんな時、転機が訪れた