恋愛教習所


「侑那~!」


後ろから可愛い声。

芽衣だ。
芽衣はさっきの私たちの
やりとりを見ていたのか


「気にすることないからね?

今日の侑那、昨日より
すっごく良かったよ!」


芽衣は優しい。
たとえ嘘でも今の私には
心に響いた。


「芽衣…ありがとう。

私もうちょっと練習してから
帰るね。」




少しでも頑張って
演技力を鍛えないと!



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