Mail
その日の夜、あたしはいつも通りピアノで遊んでいた。
ふとパソコンに目をやると、メールがきていた。
見ると、また昨日のアドレスからだった。
「まただ……」
『件名:詩季です 本文:今度こそあってる?また間違えてたりして……』
「間違えてるよ」
『件名:また 本文:間違えてます。ちゃんと確認しました?』
しばらくして返事が返ってきた。
『件名:すみません! 本文:またですか!?でも、何回確認してもこのアドレスなんだけど………』
あたしのアドレス知ってる人なんて数えるほどしかいないのに……。
『件名:じゃあ 本文:もう諦めたらどうですか』
その日、それからメールは返ってこなかった。
ふとパソコンに目をやると、メールがきていた。
見ると、また昨日のアドレスからだった。
「まただ……」
『件名:詩季です 本文:今度こそあってる?また間違えてたりして……』
「間違えてるよ」
『件名:また 本文:間違えてます。ちゃんと確認しました?』
しばらくして返事が返ってきた。
『件名:すみません! 本文:またですか!?でも、何回確認してもこのアドレスなんだけど………』
あたしのアドレス知ってる人なんて数えるほどしかいないのに……。
『件名:じゃあ 本文:もう諦めたらどうですか』
その日、それからメールは返ってこなかった。