意地悪な彼氏




「それにしても、部屋広いねー。高校生が住むような部屋じゃないよー。」



「う、うん。」



寮は、広いリビングには対面式のキッチンがあって、四人掛けのテーブルと50インチくらいある大きいテレビ。寝室はフカフカのベッドが二つあってここにもテレビがあった。リビングの横には、先に送ってあった荷物がおいてあった。



「ねえ、なんか元気なくない?」



「いや、なんか蓮光寺君に睨まれてる気がして…。」



「気のせいじゃない?」



「そうだよね!」



さ、今日のクラス会の準備をしよっと。



「胡桃ー何その服!それじゃあ私と遊ぶときと何ら変わりないじゃん!」


私が今来ているのはサックスのサロペットにニーハイ、ガーリーなパーカーって感じだった。



「もうちょい気合い入れなさい!」



そう言った結衣はグレーの七分パンツにドットのブラウス。それに黒のジャケットという大人っぽく決めていた。髪はおろしてバッチリメイクをしている。



「やり直し!」



「はーい。」




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