つよがり姫に振り回されて
「…」

黙り込まれてしまった。
やっぱ失敗だったか…

「…いいですよ」

「部長!」「部長?」

「じゃあ「その代わり、条件があります」

「…条件ですか?」

「えぇ。その条件は…」

「「条件は?」」

梨沙とハモった。

「条件は、君が今度の文化祭での演劇発表に出演することだ」

「…えっ!?」

『君』と言って指を差したのは…
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