つよがり姫に振り回されて
「…冗談だ。お腹空いたろ?遠慮なく食べろ」

「梨沙…」

「もう冷めてしまってるがな(笑)」

「そんなことねぇよ。(もぐっ)…美味いよ///」

「そっそうか…」

めちゃくちゃ腹が減っていた俺は、かなりのスピードで食べきった。

「…ごちそうさま」

「全部食べたのか?」

「腹減ってたからな」

「そうか…じゃあ私は洗い物するから」

「いいよ。俺がやる」

食べさせてもらったんだ。これくらいはやらないと。

「でも「疲れたろ?5限まであと少しあるから休憩しとけよ」

「貴様…わかった、休憩する」

素直にそういうと、ソファーに寝転んだ。
こいつには危機感がないのか?
そう思ってしまうくらいリラックスしてる。

…そんなこと考えてる場合じゃなかった!
洗い物しなきゃ。
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