つよがり姫に振り回されて
「そうかそうか…」
「で、なんて呼べばいいんだよ」
「あぁ、そうだった…う~ん………名前がいい」
「名前?」
「あぁ。ゆーじろー、まさか私の名前、わからないとか言わないよな?」
「…」
はっきり言って名前なんて覚えてない。
俺の平穏な3年間をぶっ壊したやつで、それが同い年で、生徒会長ってことくらい。あと、クラスが違うこと。
それしかこいつのことなんて知らない。
「覚えてないのか…まぁいい。私の名前は横水梨沙だ。覚えたか?」
「あぁ。横水梨沙だな」
「そうだ」
名前を呼ばれているだけなのに、嬉しそうにしている。
「じゃあ「苗字はダメだぞ」
「はぁ!?なんで仲がいいわけでもなんでもないやつを名前で呼ばなきゃいけねぇんだよ」
名前で呼ぶって…俺があいつを『梨沙』って呼ぶってこと…
ありえねぇ!絶対ありえねぇ!!
そんな風に呼んだら周りにデキてるって思われる。
そしたらまた面倒なことが増える…
「で、なんて呼べばいいんだよ」
「あぁ、そうだった…う~ん………名前がいい」
「名前?」
「あぁ。ゆーじろー、まさか私の名前、わからないとか言わないよな?」
「…」
はっきり言って名前なんて覚えてない。
俺の平穏な3年間をぶっ壊したやつで、それが同い年で、生徒会長ってことくらい。あと、クラスが違うこと。
それしかこいつのことなんて知らない。
「覚えてないのか…まぁいい。私の名前は横水梨沙だ。覚えたか?」
「あぁ。横水梨沙だな」
「そうだ」
名前を呼ばれているだけなのに、嬉しそうにしている。
「じゃあ「苗字はダメだぞ」
「はぁ!?なんで仲がいいわけでもなんでもないやつを名前で呼ばなきゃいけねぇんだよ」
名前で呼ぶって…俺があいつを『梨沙』って呼ぶってこと…
ありえねぇ!絶対ありえねぇ!!
そんな風に呼んだら周りにデキてるって思われる。
そしたらまた面倒なことが増える…