つよがり姫に振り回されて
片付けを済ませ、帰宅準備。
いつもと変わらない作業。

「やっと終わる…」

伸びをしながらつぶやいた。
もう少しで準備が終わる。
そう思ったら思わず口に出していた。

「終わっちゃうな」

「…あっあぁ」

そういや梨沙が居たんだった。
帰っていいって言ったのに、残ってくれてて。
それもいつも通り。
< 218 / 332 >

この作品をシェア

pagetop