つよがり姫に振り回されて
俺の過去
次の日から…


「ゆーじろー!!」

「…なんだよ」

事あるごとに教室にやってくる梨沙。
名前で呼んでくれるのが嬉しいのか?

「何か用か?」

「用などない。ただ暇を潰しに来ただけだ」

なんで暇な事を上から言われなきゃいけないんだよ。

「じゃあ来るなよ。俺はそんなに暇じゃないんだ。他で暇を潰してくれ」

「広瀬、会長さんに失礼じゃないか」

「は?」

割り込んで来たのは、園田だった。
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