つよがり姫に振り回されて
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「みんな結構早いんすね」
30分前なんて誰もいないと思っていたから…
なぜかほとんどのメンバーがいた。
「当たり前じゃない…(笑)」
先輩がいつも以上に笑顔だ。
そしてほかの人も…
「なっなんすか?」
「別にぃ(笑)」
怪しい…
絶対なんか企んでる。
ここ数週間過ごしてきたんだ、多少はわかる。
そして案の定…
「広瀬君、お茶飲む?」
「あっはい」
「今持ってく…キャッ!!」