つよがり姫に振り回されて






Σドスッ バコッ ゴスッ

「…口ほどにもねぇのはお前らだよ」

奴の手下共は全滅した。

「残りはお前だけだ…梨沙を離すなら助けてやってもいいぜ?」

「くっ…はははっ…ははははは…そんなんで勝ったつもりか!!」

不良は突然ナイフを取り出した。
そして梨沙の首元にあてた。

「それ以上近付いたら女切る!!!」

「…へぇ(笑)」

「なっなんだ!!」

「お前、人を怒らせるのが趣味なのか?」

「はぁ!?何言って…!!」

そこが理性を保てた限界だった。
< 288 / 332 >

この作品をシェア

pagetop