つよがり姫に振り回されて
少し漕いだ所で、
「ストーーーップ!!!」
Σキキーーーーーッ
突然の大声に急ブレーキをかける。
「青年よ!いい所に通りかかってくれた!」
女の声?
声のする方へ振り返ると、数人の男に囲まれていた。
「私は今、すごく困っているんだ。助けてくれないか?」
みた感じは助けた方がいいシチュエーション。
だけど、女自身はそうでもないようにも見える。
「だーかーらー。一緒に遊ぼうって言ってるだけじゃんかー」
「そうだよ。なんで助けとか必要なわけ?」
「要らないよね?…すみませんねぇ。助けとかそんなの必要ないんで」
…ナンパされてたのかよ。
「いいから助けろ、青年!!」
どこから目線だよ…
仕方なく自転車を止め、女の方へ行く。
「あれあれー?人の話聞いてなかったんですか?」
ナンパ野郎がおちょくる。
俺はそんなの無視して近づく。
「…お兄さん、大丈夫だって言ってんじゃねぇかよ!!」
あっキレた。
まぁキレた所でどうこうなるわけでもない。
「それ以上近付いたら、女がめちゃくちゃになるぞ」
向こうは最終手段に出た。
「いっいいのか!?」
「……はぁ。さっきから黙って聞いてれば…。つーか、そいつがどうなったってどうでもいいんだけど!!」
Σドカッ
一発KO。
俺がそう簡単にやられるかよ。
これでも中学じゃちょっとした有名人だったからな。悪い意味で。
「ちっちくしょー。今回はこれで許してやるよ」
威勢のいい奴。
俺がたまたま殴った奴がこの中のリーダーだったらしく、そいつを担いでそそくさと居なくなった。
「ストーーーップ!!!」
Σキキーーーーーッ
突然の大声に急ブレーキをかける。
「青年よ!いい所に通りかかってくれた!」
女の声?
声のする方へ振り返ると、数人の男に囲まれていた。
「私は今、すごく困っているんだ。助けてくれないか?」
みた感じは助けた方がいいシチュエーション。
だけど、女自身はそうでもないようにも見える。
「だーかーらー。一緒に遊ぼうって言ってるだけじゃんかー」
「そうだよ。なんで助けとか必要なわけ?」
「要らないよね?…すみませんねぇ。助けとかそんなの必要ないんで」
…ナンパされてたのかよ。
「いいから助けろ、青年!!」
どこから目線だよ…
仕方なく自転車を止め、女の方へ行く。
「あれあれー?人の話聞いてなかったんですか?」
ナンパ野郎がおちょくる。
俺はそんなの無視して近づく。
「…お兄さん、大丈夫だって言ってんじゃねぇかよ!!」
あっキレた。
まぁキレた所でどうこうなるわけでもない。
「それ以上近付いたら、女がめちゃくちゃになるぞ」
向こうは最終手段に出た。
「いっいいのか!?」
「……はぁ。さっきから黙って聞いてれば…。つーか、そいつがどうなったってどうでもいいんだけど!!」
Σドカッ
一発KO。
俺がそう簡単にやられるかよ。
これでも中学じゃちょっとした有名人だったからな。悪い意味で。
「ちっちくしょー。今回はこれで許してやるよ」
威勢のいい奴。
俺がたまたま殴った奴がこの中のリーダーだったらしく、そいつを担いでそそくさと居なくなった。