つよがり姫に振り回されて
生徒会室
あんなこと言ったけど、どのみち生徒会室に行かなきゃいけなかった。
荷物置きっぱなしだったし。
もう梨沙はいないだろう。7時前だし。
「…電気付いてる?」
消し忘れたのか?
奥へ入っていくと、
「マジかよ…」
いた。
しかも寝てる。
すごく気持ちよさそうに…
「梨沙…もう7時だぞ。帰るぞ」
声掛けに対して無反応。
深い眠りについてるようだ。
「おいて帰るぞ」
…全く反応なし。
起きるまで待つしかないのか?
でも、そろそろ帰らないと色々ヤバい。
起こすしかないか…
「…かわいい」
心の声が外に漏れていた。
何言ってんだ俺は。
声に出して言わなくても…
バカだろ、俺。
「…梨沙、帰るぞ」
気持ちを切り替え、呼びかける。
…起きない。
「おい…おーい」
体をゆすってみる。
…が起きない。
「熟睡かよ…」
仕方ない。最終手段に出るしかない。
俺はすべての荷物を持ち、梨沙を背負った。
あんなこと言ったけど、どのみち生徒会室に行かなきゃいけなかった。
荷物置きっぱなしだったし。
もう梨沙はいないだろう。7時前だし。
「…電気付いてる?」
消し忘れたのか?
奥へ入っていくと、
「マジかよ…」
いた。
しかも寝てる。
すごく気持ちよさそうに…
「梨沙…もう7時だぞ。帰るぞ」
声掛けに対して無反応。
深い眠りについてるようだ。
「おいて帰るぞ」
…全く反応なし。
起きるまで待つしかないのか?
でも、そろそろ帰らないと色々ヤバい。
起こすしかないか…
「…かわいい」
心の声が外に漏れていた。
何言ってんだ俺は。
声に出して言わなくても…
バカだろ、俺。
「…梨沙、帰るぞ」
気持ちを切り替え、呼びかける。
…起きない。
「おい…おーい」
体をゆすってみる。
…が起きない。
「熟睡かよ…」
仕方ない。最終手段に出るしかない。
俺はすべての荷物を持ち、梨沙を背負った。