男恐怖症克服ドキドキ大作戦!?
Stage2
あたしの本音(side 果穂)
✩あたしの本音
次の日。
知穂がなにか聞きたげに話しかけてきた。
「おはー!果穂!!」
「おはよ!」
「ねえねえ!あのあとどうしたの??」
「あのあとって、掃除の??」
「そうだよ!」
「ああ・・・。普通に一人で帰った・・・よ!」
「なんか、怪しい・・・」
「なによ!その目。」
「えー!あたし、昨日見たよ!買い物の帰りに!」
「えっ!何・・・を?」
「やっぱり。果穂と桜崎くんが一緒に帰ってるところをあたし見た!」
「いつのまに・・・あれは、一緒にっていうか、その・・・
桜崎くんがなんか、送ってってあげるって言われて、断ったんだけど
断りきれなくて、それで・・・だよ!」
「ふ~ん・・」
こんな話をしていると、チャイムが鳴った。
「はーい!席ついて!」
「「はーい。」」
桜崎君の姿はやはりなかった。
「欠席者は、桜崎大輝。えー、なんか熱出したみたいで休むそうだ。」
「それではHRは終わり!起立!礼」
「「ありがとうございました」」
今日は桜崎くんは欠席。
昨日、寒かったしな・・・。
「果穂!桜崎君お休みだって!残念でチュね~!!」
「何!・その言い方は!残念もなにも、彼女でもあるまいし!」
「ふふん。本当は内心、シューン・・・ってなってんでしょ!?」
「な・・・なってないし!」
知穂は絶対あたしを遊んでる!!
別にどうも・・・思ってない・・・。
でも、あたしは自分の心に嘘をついた。
あたしの今の本当の気持ちってなんだろう・・・
そして、何事もなかったかのように時間は過ぎる。
帰りのHRが終わり放課後。
「果穂さ・・・桜崎君のお見舞い行けば?」
「えっ!」
「病気の時って甘いものがいいらしいよ。あんたさ、料理得意なんだから
おかゆとか作ってあげれば?」
「でもさ、迷惑だよ。絶対・・・・。」
「そんなの気にしなくて平気!!もしかしたら、自分の本当の気持ちが
分かるチャンスかもよ!あたしも途中までついて行ってあげるから!!
さあさあ、行こいこ!!」
マジですか!?こういう時って行ったほうがいいのかな・・・
絶対、迷惑になるし、大きなお世話とか思われるよ・・・。
「差し入れ持って行くとかは!?」
あたし、まだ何も言ってないのに勝手に話進めないで・・。
知穂はあたしの手を、グイグイ引っ張り無理やり連れていかされた。
そして、歩くこと20分・・・。
ピンポーン♫
「本当にきちゃったじゃん!!もー・・・知穂のせいだよ。」
「えっ!?何か文句ある!?」
「いえ・・なんでも・・。」
ガチャ・・・
「!?」
「何しに来たんだ?」
「あっ!どーも!果穂が行きたいって言うものであたしもきました!!」
「ちょ・・・ちょっと!!」
「ふーん・・・あっそ。で、何?」
次の日。
知穂がなにか聞きたげに話しかけてきた。
「おはー!果穂!!」
「おはよ!」
「ねえねえ!あのあとどうしたの??」
「あのあとって、掃除の??」
「そうだよ!」
「ああ・・・。普通に一人で帰った・・・よ!」
「なんか、怪しい・・・」
「なによ!その目。」
「えー!あたし、昨日見たよ!買い物の帰りに!」
「えっ!何・・・を?」
「やっぱり。果穂と桜崎くんが一緒に帰ってるところをあたし見た!」
「いつのまに・・・あれは、一緒にっていうか、その・・・
桜崎くんがなんか、送ってってあげるって言われて、断ったんだけど
断りきれなくて、それで・・・だよ!」
「ふ~ん・・」
こんな話をしていると、チャイムが鳴った。
「はーい!席ついて!」
「「はーい。」」
桜崎君の姿はやはりなかった。
「欠席者は、桜崎大輝。えー、なんか熱出したみたいで休むそうだ。」
「それではHRは終わり!起立!礼」
「「ありがとうございました」」
今日は桜崎くんは欠席。
昨日、寒かったしな・・・。
「果穂!桜崎君お休みだって!残念でチュね~!!」
「何!・その言い方は!残念もなにも、彼女でもあるまいし!」
「ふふん。本当は内心、シューン・・・ってなってんでしょ!?」
「な・・・なってないし!」
知穂は絶対あたしを遊んでる!!
別にどうも・・・思ってない・・・。
でも、あたしは自分の心に嘘をついた。
あたしの今の本当の気持ちってなんだろう・・・
そして、何事もなかったかのように時間は過ぎる。
帰りのHRが終わり放課後。
「果穂さ・・・桜崎君のお見舞い行けば?」
「えっ!」
「病気の時って甘いものがいいらしいよ。あんたさ、料理得意なんだから
おかゆとか作ってあげれば?」
「でもさ、迷惑だよ。絶対・・・・。」
「そんなの気にしなくて平気!!もしかしたら、自分の本当の気持ちが
分かるチャンスかもよ!あたしも途中までついて行ってあげるから!!
さあさあ、行こいこ!!」
マジですか!?こういう時って行ったほうがいいのかな・・・
絶対、迷惑になるし、大きなお世話とか思われるよ・・・。
「差し入れ持って行くとかは!?」
あたし、まだ何も言ってないのに勝手に話進めないで・・。
知穂はあたしの手を、グイグイ引っ張り無理やり連れていかされた。
そして、歩くこと20分・・・。
ピンポーン♫
「本当にきちゃったじゃん!!もー・・・知穂のせいだよ。」
「えっ!?何か文句ある!?」
「いえ・・なんでも・・。」
ガチャ・・・
「!?」
「何しに来たんだ?」
「あっ!どーも!果穂が行きたいって言うものであたしもきました!!」
「ちょ・・・ちょっと!!」
「ふーん・・・あっそ。で、何?」