男恐怖症克服ドキドキ大作戦！？

作戦成功！？

☆作戦成功！？（side　果穂）
あたしは、その後大輝と甘いお泊りをして、そろそろ、
帰る時間。
「１泊２日のお泊り楽しかったよ。ありがとう。あたし、変わるから。」
「変われたか？」
「うん！大輝のおかげで。擬似から始まっていろいろありがとうしか言えないな。
助けてもらって、やさしくしてもらって。本当に嬉しかった。」
「いくら、作戦が終わったって、俺はお前を手放さねーからな。
よく、頑張ったと思うけどな。」
そう言って、あたしの頭をなでてくれた。
あたし、変わるから。もう、男嫌い卒業するから。
大輝の後ろついていくよ。

そして、大輝があたしの家まで送ってくれて、
あたしは自分の家に帰った。
「ありがとう。また、明日ね。」
「じゃあな！」

次の日。
「えっ！昨日、桜崎くんのいえに泊まったの！？」
「昨日って言うか、おとといだよ。」
「あ・・そっか。で、どうだったの！？」
「すぐそうやって・・・。」
「だって、知りたいじゃん。」
あたしは知穂に全てを話した。
「まじで！？全て、事実！？克服はどうなった？
成功かな！？」
「あたし、変わるって決めたの。今の自分を変えて、
これからもずっと、大輝のそばにいるって決めたの。
だって、大輝と約束したんだもん。知穂にも感謝しっぱなしだよ！！
ホントに、助けてくれて。これであたし、変われるよ。」

「じゃあ、成功だね！！頑張ったじゃん。果穂！！
これで、変わって、また、桜崎くんを振り向かせる！！みたいなさ！！」
「うん。えへへ・・」

これから先、高校卒業したら、あたし変わるんだ。
変わって、ずっと大輝のそばで笑っていたいんだ。

手つないで、抱きしめてもらって、図書室では本気の告白うけて、
キスして、すっごく嬉しくてたまらなかったよ。
何もかも、全部。
本気で恋して初めて、幸せを感じた。

それを思わせてくれたのは、全て大輝だったよ。
存在が大きくて。大きすぎだったよ。

この先もずっとあたしはあなたのそばで笑っているよ。
いつか、恩返ししたいから。
本気で好きになってくれて、嬉しかった。
あたしも、好きだよ。大好きだから。
ずっと、そばにいていいですか？
許してくれますか？あなたを、これからも信じ続けるから。

あなたが、大好きになりました。
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表紙・目次

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