男恐怖症克服ドキドキ大作戦!?
どうしてもはなれない(side 果穂)
✩どうしてもはなれない。
次の日。
気持ちが落ちたまま登校してしまった。
すると、トントン。
「果穂、どうかしたの??」
「あっ!知穂か・・・びっくりした。」
「どうしたの?気持ちが沈んでるように見えるけど・・・」
あたしは昨日のことをすべてあからさまに話した。
「そっか・・・果穂は本当に男が嫌い?」
「嫌いとかじゃなくて、怖いの。過去のことが男を見るたび湧いてくるの」
「桜崎くんはあんたを心配してるんじゃないかな??」
「えっ!なんで??恋愛感情とかないのに。」
「恋愛感情を先に考えるんじゃなくてさ、友達として考えるのが先だと思う。」
「友達ね・・・・」
「ほら、行こっか!HRが始まるよ!」
その声で我に返った。
「うん・・・」
やっぱりはなれない。桜崎大輝が・・・
この気持ちはなんなのだろうか。もう、自分の気持ちが分かんない。
あたしは気持ちとかくとうしていた。
教室に入るとまだ、休み時間だった。
「ギリギリセーフ!もー!!果穂がボーっとしてるからだよ!!」
「なんで、そうなるのよ!!まあ、ボーっとしてたのは悪かったけど・・・・」
「でさ、どうしちゃったの一体!?男ぎらいの果穂が恋の悩みか!!」
からかうような言い方をしてくる知穂。
恋の悩みっていったほうがいいのかなんなのか・・・。
「なんか、最近よく分かんないんだよね。」
「何が?」
「いや~・・・自分の気持ちがさ。」
「急になんでそんなこと言い出すの!?」
「だから言ったでしょ。桜崎大輝に助けられた時の話。」
「あのさ、フルネームじゃなくてもいいと思うんだけど。
桜崎くんでいいじゃん!」
「あっ・・そうだね。」
こんな話をしていると、HRが始まるチャイムが鳴った。
みんながバタバタと自分の席に戻っていった。
あたしの席の前は、知穂の席。
最近席替えをして、席が前後になったわけであります。
「あれ?」
「どうしたの?果穂。」
「あそこの席って・・・」
「ああ!桜崎君だよ。」
「あっ!そこなんだね。てか、遅刻かな??」
「そうなんじゃない?たまに、今日みたいに遅刻の時もあるし、
欠席の時とかあるからね。」
「なんでだろ??」
「面倒なんだよ。学校が。」
「ふ~ん・・・」
「こら!!そこ!喋らない!!!」
私たちは、先生に怒られた。うるさい先生だな・・・
「「はーい・・・」」
すると、
ガラガラ!
「遅いです!早く席に着きなさい。もう、始まってます!!」
「スイマセン・・」
やっぱ、遅刻したのは桜崎君だった。
きてくれただけで、ありがたいけど。
きっと、あたしの顔はにやけてるだろう・・・
てか、なんで!?
なにこのへんな気持ち。
ありえないから!!あたしってホントバカ。
変なことばっか考えてたせいで、先生の話はまともに聞こえていなかった。
あっという間に、HR終了。
「・・・!」
次の日。
気持ちが落ちたまま登校してしまった。
すると、トントン。
「果穂、どうかしたの??」
「あっ!知穂か・・・びっくりした。」
「どうしたの?気持ちが沈んでるように見えるけど・・・」
あたしは昨日のことをすべてあからさまに話した。
「そっか・・・果穂は本当に男が嫌い?」
「嫌いとかじゃなくて、怖いの。過去のことが男を見るたび湧いてくるの」
「桜崎くんはあんたを心配してるんじゃないかな??」
「えっ!なんで??恋愛感情とかないのに。」
「恋愛感情を先に考えるんじゃなくてさ、友達として考えるのが先だと思う。」
「友達ね・・・・」
「ほら、行こっか!HRが始まるよ!」
その声で我に返った。
「うん・・・」
やっぱりはなれない。桜崎大輝が・・・
この気持ちはなんなのだろうか。もう、自分の気持ちが分かんない。
あたしは気持ちとかくとうしていた。
教室に入るとまだ、休み時間だった。
「ギリギリセーフ!もー!!果穂がボーっとしてるからだよ!!」
「なんで、そうなるのよ!!まあ、ボーっとしてたのは悪かったけど・・・・」
「でさ、どうしちゃったの一体!?男ぎらいの果穂が恋の悩みか!!」
からかうような言い方をしてくる知穂。
恋の悩みっていったほうがいいのかなんなのか・・・。
「なんか、最近よく分かんないんだよね。」
「何が?」
「いや~・・・自分の気持ちがさ。」
「急になんでそんなこと言い出すの!?」
「だから言ったでしょ。桜崎大輝に助けられた時の話。」
「あのさ、フルネームじゃなくてもいいと思うんだけど。
桜崎くんでいいじゃん!」
「あっ・・そうだね。」
こんな話をしていると、HRが始まるチャイムが鳴った。
みんながバタバタと自分の席に戻っていった。
あたしの席の前は、知穂の席。
最近席替えをして、席が前後になったわけであります。
「あれ?」
「どうしたの?果穂。」
「あそこの席って・・・」
「ああ!桜崎君だよ。」
「あっ!そこなんだね。てか、遅刻かな??」
「そうなんじゃない?たまに、今日みたいに遅刻の時もあるし、
欠席の時とかあるからね。」
「なんでだろ??」
「面倒なんだよ。学校が。」
「ふ~ん・・・」
「こら!!そこ!喋らない!!!」
私たちは、先生に怒られた。うるさい先生だな・・・
「「はーい・・・」」
すると、
ガラガラ!
「遅いです!早く席に着きなさい。もう、始まってます!!」
「スイマセン・・」
やっぱ、遅刻したのは桜崎君だった。
きてくれただけで、ありがたいけど。
きっと、あたしの顔はにやけてるだろう・・・
てか、なんで!?
なにこのへんな気持ち。
ありえないから!!あたしってホントバカ。
変なことばっか考えてたせいで、先生の話はまともに聞こえていなかった。
あっという間に、HR終了。
「・・・!」