永遠の愛
日曜日は今までやりこなしてなかった授業の英文をひたすら読んでた。
ほろくにまともに授業をちゃんとしてなかったって自分でも思うくらいに適当過ぎた。
だから本格的にまた一からやり直そうって思って、教材を見る一日だった所為かママの病院へも行く事が出来なった。
だから月曜日は午後の婦人科へ行く前に、ママの頼まれ事を済ませて病院へ向かった。
渡したあたしに“ありがと”と言って、ママはそれ以上言わなかったし、何をするのかもあたしは聞かなかった。
時間だからと言って病院を出た後、あたしは婦人科へと向かう。
「薬は飲みましたか?」
「…はい。でも言われたみたいに凄い痛みはなかったんですけど」
「あー…全然問題ないわよ。もう、その前に全部流れてたのかも知れないね。ちょっと隣の部屋で見るね」
…流れてた?
…赤ちゃんが?
また頭が真っ白になりそうだ。
やっぱしここに来ると、涙が溢れそう。
だって…
赤ちゃんを身ごもった大きなお腹の人でいっぱいなんだもん。
…辛いよ。