ひまわり
合宿当日。
「さて!そろそろ行くぞ!」
「はーい!!」
私達はバックや靴を
トランクの中に入れ、
車に乗り込んだ。
私はマネージャーのため 
助手席に座った。
1時間半の道のりを
歌いながら過ごした。
無事、山に到着し
私達はすぐにトレーニング。

私は下に残ってタイムを
とることになった。
「でわいきまーす!
よーい。スタート!!!」
私の掛け声とともに
部員一斉に走り出す。

勉強しながら
山の下でみんなを待つ。
1時間くらいした頃
蓮が帰ってきた。
「50分1.2.3―」
「疲れた〜!」
蓮が座り込む。
「蓮、50分04秒ね!軽く歩いといで!」
「おう。」
蓮に続いて悠、部長と
帰ってきた。
全員ゴールし、
落ち着いた頃
夕食の準備にかかった。
「陽菜!野菜切って!」
「はーい!」
部長に言われて
野菜を切る事に。
「先輩包丁使えるの??」
いつものように
いじられる私。
「当たり前でしょ!」
「うわっ!意外..」
「意外って...ひどーい!」
「陽菜野菜切れた??」
「うん!切れたよ。」
部長の清矢に
切れた野菜を渡した。
「陽菜眠いだろ。
後輩達が火つけてる間  
テントで寝てきていいよ。」
「あーい。」
「でたよ...陽菜先輩の"どこでも眠れる姫"」
体育館.廊下の階段.部室
車.山...
私はいつでも
どこでも寝れる事から
後輩からそう呼ばれていた。


テントには2人がいた。
なにかと私が行くとこに
出現する悠と蓮。
私は2人に挟まれて
寝ることになった。
山の夕方は凄く寒い。

暖かいからいいけど
恭ちゃんに悪いな。

そう思いながらも
眠りについた。
30分たったころ
後輩が起こしにきた。

ご飯も食べ、
盛り上がった後
私は女の先輩たちと
ログハウスで寝る事に。
< 17 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop