ひまわり
「陽菜、昨日登山部行ったんでしょ?どうだった?」
みんなで
お弁当を食べている時に
花里奈が聞いてきた。
「行ったよー。みんな優しかったし、頑張れそう!」

まぁ女子は
いなかったんだけど...

「女の子はいた?仲良くなれそう?」
「えっ!!えーっと・・・。女子いなかった。1人も・・・。」
「うそー!ならなんで登山部入ったのさ!」
と玲奈がすかさず聞いてきた。
「陽菜も昨日知ったんだもん。玲奈も入れば?」
「いや。あたしはバドミントン部なんで、結構です。」
「そーでした。なら葵は??」
「私は...彼氏と帰らなきゃいかんから...花里奈はどう??」
「うちはーパスっ!!いろいろ忙しいから。みんな応援しとるから陽菜頑張ってね」

うまく誤魔化された
気がするんだけど・・・。

「あっ・・ありがとう。陽菜頑張るね!そーいえば葵、彼氏と仲直りした?」
「したよー!謝ってくれたの。だから許しちゃった。」
「相変わらず葵は海斗に甘いんだから~」
「まあね。海斗の事大好きだもんで。」
「そーゆうのいいなあー」
花里奈と玲奈が2人で言った。
「そーいやぁ、陽菜は彼氏とどうなのぉ??」
「ラブラブだよー。明日は記念日だから、恭ちゃんの家でお好み焼き食べるの。恭ちゃんママ特製だよ!」
「はいはい。」
3人が声を合わせて言う。
「はいはいって酷くない?聞いたのそっちじゃんか」
そんな話をしながら
1日が終わった。
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