君と二人で。
暫くの沈黙。


そして閃き。


「…そうだ、今日は買い物行かない?麻人も絵の具とかないって言ってたじゃん」


「あぁ、そうですね。…分かりました。」


にこっと微笑みながら返事をする彼に一瞬だけドキッとした。


心から嬉しそうな顔してる…。



「…亜希さん…?」


ハッと我に返る私。


イカン、イカン見惚れてる場合じゃない。


取り敢えず朝食に二人でバニラヨ-グルトと食パンを食べながら、出かける準備をした。

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