【続】紅一点!?~元男子校のお姫様~
そんな気持ちのままで中学生になった頃、
東城くんに告白されたの
もちろん、最初は断った
「ごめんなさい、
あたしには好きな人がいるの」
だけど、
『知ってる、翼だろ??』
「知ってたの!?
……じゃあ、何で??」
あたしが聞いたら、
東城くんは少しイタズラっぽく笑って言った
『だからだよ、
翼の気持ちを知りたくない??』
「翼くんの、気持ち……??」
『そう、
もし翼がヤキモチを妬いたら
俺は諦める。
逆に翼がヤキモチを妬かなかったら俺と付き合ってよ』