【続】紅一点!?~元男子校のお姫様~









『陽香、』


「え……んっ」




翼くんに呼ばれて顔を
上にあげた時、


翼くんの唇があたしの唇と
重なった






やがてお互いのの唇が離れた時





『――もう、
二度と離さないから』


「うん……////」




耳元で甘く囁かれた言葉に
頷いて


そっと翼くんの背中に
腕を回した




あたしも、二度と離れるつもりなんてないんだから






そんな気持ちを込めて――












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