【続】紅一点!?~元男子校のお姫様~
「……悠弥??」
どんどん近づいてくる悠弥の顔
悠弥の瞳に見つめられて
あたしの心臓はうるさく鳴り
始めた
『翼の事、考えてたろ』
「どうして……」
何でわかったのかな
『乃愛を見てたらわかる』
「悠弥、」
悠弥があたしの事を見てくれてるのはすごく嬉しい
――だけど、
「今日ね、翼くんの様子が
変だったの
何か悩んでいるみたいで
あたし、気になってたんだ」
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