【続】紅一点!?~元男子校のお姫様~
変わらない日常。
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『乃愛~、』
相変わらずカノンはあたしの
側にいた
『乃愛、あのね』
「何??」
カノンが嫌いな訳じゃないけど
いろいろあったからなんとなくカノンと距離をとりながら
聞いた
『何で離れるの??
婚約者なのに、』
そう言うと見せつけるように
自分の右手をあたしの前で
ヒラヒラさせた
「うぅ、……」
返す言葉がなくてうなっていたら、瑠唯くんがあたしの前に
立って
カノンを見据えた