【続】紅一点!?~元男子校のお姫様~
『あ、悠弥おはよう』
『はよ。』
まるでカノンがいないかの
ように二人は振る舞っている
なんか朝から火花が散っているような……
カノンと悠弥を交互に見ながら
あたしは呑気に思っていた
だから、まさかカノンがあそこまでするなんて
この時はまだ考えもしなかった
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こんな毎日が過ぎて
気がついたら修学旅行が目前に迫っていた
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