【続】紅一点!?~元男子校のお姫様~
「ちなみに、このホテルは他の学校の生徒も利用してるから
好き勝手はするなよー
じゃあ、
鮎川と佐伯、篠原と竹田……」
どうやら部屋は2人部屋みたいで
次々と呼ばれては各部屋に
向かうクラスメイトを
見送りながら
あたしは自分の名前が呼ばれるのを待っていた
「……と、最後はお前達だけ
だな」
鈴原先生の言う通り、最後に
残ったのは
あたしと、悠弥と翼くんと
尚ちゃんに瑠唯くん
それからカノンの6人だけ
だった