呪いの兆しは妖精と

何かポコポコ怒ってる。
無視したことには変わり無いが、勝手に部屋に入ってワケの分からないことを言っている方が悪い。

「ぶっちゃけ、お前の方が意味分かんないし」

「うるさいわね!!別に私は不可解でも何でもないわよ!」

「ハイハイ」

適当にあしらいながら、リュカの隣に座った。
重みでベッドが沈む。

「もう意味分かんねーよ。何か妖精とかほざいてる奴はいるし、何か息苦しくなるし……」

「……」

< 16 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop