呪いの兆しは妖精と
何かポコポコ怒ってる。
無視したことには変わり無いが、勝手に部屋に入ってワケの分からないことを言っている方が悪い。
「ぶっちゃけ、お前の方が意味分かんないし」
「うるさいわね!!別に私は不可解でも何でもないわよ!」
「ハイハイ」
適当にあしらいながら、リュカの隣に座った。
重みでベッドが沈む。
「もう意味分かんねーよ。何か妖精とかほざいてる奴はいるし、何か息苦しくなるし……」
「……」