呪いの兆しは妖精と
刈り取り作業
ついていく事数分。
オレ達は市内にある別の公園に入っていった。
「……いたわ」
リュカの声に顔をあげる。
そこには……一人の男性が佇んでいた。
「アレってただの散歩してるお兄さんじゃね?」
「違うの。アレは、悪魔に魂を喰われたモノよ」
「……」
どう見たって人間だ。
アレをどうしろと言うのだ。
「今から、アイツの頭を落としてきなさい」
「……ハァ!?」