呪いの兆しは妖精と



かくしてオレは、魂を刈り取る事を誓った。

自分の呪いを解くため、街を救うため。

リュカの口車に乗せられただけかもしれない。

でも、そんなことはどうでもいい。

とにかく、がむしゃらに頑張れば必然的に終わりは見えてくるから。

この悪夢を最後まで見届けたいと思ったから。


こうして非日常な出来事は習慣化され、オレの日常となった。


【続く】

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