雨上がり
「何か欲しいものある?」



「う~ん、りんごあめでしょ、それから、たこ焼きに…後、かき氷とカステラが食べたい」




「食べ物ばっかじゃん、そんなに食べれんの?
まぁいっか、よし、分かったそれじゃあ全部たべるか」

「うん!」


「あっ、りんごあめだぁ!」



私は、りんごあめの売っている屋台をみつけた




「りんごあめ一つください」



私がお金を出して渡そうとしたとき

横に手が見えて…


「えっ…!?」



気づいた時には、蓬莱君がお金を払ってくれていた




「えっ…ダメだよ奢ってもらうなんて」



「いい、これぐらい奢らせろ」

「えっ、でも…」


「なっ?」

そんなにじっと見られたら…

「…ありがとう」

って言うしかなくなっちゃう




< 46 / 133 >

この作品をシェア

pagetop