雨上がり
10分くらいたつと瑠羽が来た


「あれっ、珍しい、メガネじゃん」


「うん、コンタクトが上手く入らなくて…」

私は、瑠羽に一つの嘘をついた

「そうなんだ」

納得してくれたことにホッとした

私は、嘘をつくのが下手だから…

でも、いざという時には、人って嘘が下手でも、つけるのかもしれない、そう思った


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