優しきコンビニ完結編


「四十過ぎてもチャレンジだよ。田中!!ヤンデレやデレデレ小説に負けるなよ!!!

あ~間違えた。

田中じゃない田中頑張れよ。」



「そうだね。田中じゃないけど渡辺さんの話しを聞いたら元気になったよ。

小説家に背は、関係ないからね。」



「そうだ!じゃ二十二万三千二百円だな。ちょっとレジでお金を変えるからな。
はい、ありがとうございました。」



「いえいえ、こちらこそありがとうございます。
ちょっと待ってよ。」



田中じゃない田中がゆっくりコンビニのジュースコーナーに転けそうになりながら行く。



「はい、缶コーヒーずいぶん暖かくなったから冷たいのね。
借りたお金で悪いけどこれで三人で渡辺さんのハリウッドでの成功と田中じゃないけど俺の、携帯小説の成功を祝ってカンバイ!!」






田中じゃない田中と呼ばれていた田中は、ゆっくりコンビニを出るとシークレットブーツを苦労して脱いで、被っていたパンツも脱ぐ。



ゴミ箱にそれを捨てながら夜空を見上げる。



夜道を軽くスキップしながら帰る。













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