2ヶ月間の幸せ
 


 私は怒られたとゆう苛つきも
 あってか、ひでの目を見ずずっと
 下を向いていた。

 すると、呆れた顔で担任がこっち
 を見る。数秒見たかと思うと担任
 は私に顔を近づけ、そっと言う。

 「人の目見なさい。
  あたしの目すら見やんのか」

 そう言い、担任は次の言葉から
 声を上げながら怒りだした。正直
 怒られている理由がこの場面では
 理解できなかった私は反抗した。

 「すぐキレるんやめて、まじで
  そうキレられると本間何も
  話したくなくなるし、学校とか
  来たくない原因なるから。
  冷静に話すんが普通やろて
  なあ?ちゃうん?な?」

 そうゆう自分も最後喧嘩口調に
 なり、自分でもこれわ危ないと思い
 冷静になろうと落ち着いた。

 担任は何も言ってこなかった。
 少し間があいてひでが話しだす。

 「これは生田自身で決める事。
  喧嘩して決める事ぢゃあない。
  だから、山本先生も生田も落ち
  着いて話そう。ちゃんとした
  結論を出さなあかんねから」

 私は少し考えた。
 これからの自分はどうしたいか…
 すぐには完璧な答えわ思いつか
 ないが、少し思ったのが学校は
 ちゃんと卒業したいと思った。

 いい思い出を作って卒業して、
 高校にも行きたい。そうゆう
 気持ちが少しばかりはあった。
 自分の今曖昧やけど考えてる事
 を2人に話す事にした。

 2人とも、予想外の言葉が聞けた
 ようで何故だか笑みがこぼれて
 いた。嬉しそうに頷いてくれた。

 全部言い終えた後、
 先に口を開いたのは担任だった。

 「まさかそんな事少しでも
  考えてるとは思ってなかった。
  いつもあんた自分の気持ちとか
  言わんからさ、あたしも心配が
  あったんよ。でも今こうやって
  自分の気持ち言うてくれてさ
  嬉しかったわ、安心しました。

  今そうやって少しでも考えてる
  んやったら3年から学校通う事
  考えてみよ?今のあんたなら
  絶対に自分を変えれるはず」


 
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