2ヶ月間の幸せ
担任が帰ってくるまで、
保健室の先生とたわいな話しを
していた。
「今日わ煙草臭くないな!」
「実はなうちな!!
煙草吸うんやめれてん!!
これぞ禁煙成功ゆーやつやで」
「………うそやん!
うわぁ~やっとやわ。これで
少し安心したよお。もう吸うたら
あかんからねー!」
「はーい!
担任にも言わないとなぁ!」
と、保健室の先生に自慢げに禁煙
成功の話をしていると担任が来た。
「空いてる先生来てもらえるから
先別室移動しとこか!さ行こ」
そう言うと、早く!っとばかり
担任は言い私は荷物を持って
保健室の先生にばいばいして
担任と別室まで移動した。
移動中に禁煙成功の話をした。
「うち禁煙成功したでー!
やからこれから学校前で煙草
捨てる事も無いはずやし安心
してなー!」
「やっとかいな。あーあ安心。
少し一歩前進できたんやな!
これからも自分なりに一歩前進
頑張っていきや。」
担任は機嫌がよかった。
多分私が来た事と禁煙成功の事、
そして今から勉強をするとゆう
奇跡続きだからだろうと思った
話してる間に別室に着いた。
「んぢゃここで待っててや!
もうあたし上上がって授業
教えに行かなあかんから!
あっそうそう見てくれる先生わ
生徒指導の佐藤先生やから!
頑張って1時間受けたら帰っ
てもいいから!あっんなね」
担任は急いで廊下を走って行った
そうだ、授業があるのに私の為に
先生用意してくれたんや…っと
少し罪悪感が湧いたがすぐ消えた
そんな事を考えていると、
ドアが勢いよくあいた。
「ガラガラガラ」