2ヶ月間の幸せ
-第二章-諦めきれない恋
この日も普通に話していた。
私は意味は無く、まぁ無いだろ
っと思いながらも気になる事
をひでに聞いてみた。
「ひでって結婚とかしとん?」
「あはは、実はしてるねん!
子供も2人おってなぁ~…」
えっ…凄い衝撃的だった。
気づくと驚きと悲しみと悔しさで
目に涙がたまっていた。
「俺の息子気ぃ弱くてさ~…」
それでもまだ喋り続けるひで。
私は涙をこらえる為に下を向いた
ひでは私の仕草で気づいたのか
やっとお喋りな口を閉じて、
「大丈夫か??
ちょっとしんどいんか?
保健室行くか?大丈夫か?」
私は何も言えずただ頷いた。
するとひでは私をおんぶして
保健室まで連れて行ってくれた
「保健の先生いますー?
あれっ…鍵しまってるなぁ…
ちょっ生田一回おろすわなぁ
よしっちょっと保健の先生
呼んでくるから待っててや!」
そうゆうと、ひでは走って行った
私はずっと、ひでの言ってた言葉
が頭をよぎっていた。
(ひでが結婚してるとか…)
私はすぐさまひでを諦めないと
っと思った。諦めないといけない
って分かっていた。本気になる前に
すると、ひでが保健室の先生と
一緒に走ってこっちへ来た。
「生田!
保健室の先生呼んできたから!
ちょっとま保健室おってしんど
いようやったら今日わ帰り!
分かった?大丈夫か本間?
あっ保健の先生、生田頼みます
僕今日から卒業式の練習ある
から行ってきますので。」
「あっ分かりました。
佐藤先生も忙しいのねー!
んぢゃこの子はあたしに
任せて!はい!行ってきて
下さい。」
2人はそんなやり取りをして、
私と保健室の先生は保健室に入り
私は少し寝かせてもらう事になった