スターと私の恋♥③【番外編②完成】
「実は、私も、女優をやってるの」


「・・・・え?」


私は透哉の顔を見た。


頷いた透哉。


「長期で海外に行くことになって、

預けられる人がいなくて、

透哉が結婚したのをいいことに、

つい無理を・・・」


・・・・そんな事情が。


「いつでも、頼んでください」

私の言葉に透哉が驚いた。


「そんなこと言ったら、

姉貴がつけ上がるだけだ」

「透哉・・・」

私は、透哉を睨んだ。

透哉が。静かになった。
< 145 / 177 >

この作品をシェア

pagetop