スターと私の恋♥③【番外編②完成】
「透哉!何やったの?!」

私は幸樹から逃げつつ、

透哉に問いただした。

透哉は悪びれない態度で言い放った。

・・・

「お腹を一発、殴ってやった」

「ヒッ!なんてことするの?

こんなことマスコミに知れ渡ったら

どうするのよ?」

青い顔して言った私。

「いいんじゃね?

奥さんを守っただけだし。

それに大事な顔は傷つけてない。

その事はありがたく思えよ、松田さん」

・・・

ゆるりゆるりと起き上った幸樹。

私たちに何を言うでもなく、

黙って出ていった。

・・・

透哉は私を抱きしめた。

「何もされなくてよかった」

そう言った透哉は、

私にキスをしようと・・・
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