今でも君を探してる。






ベタ惚れ&女々しい雅也は毎回私を喜ばせようとする。

それは嬉しい事だけど…
たまに「お前は女か!!!!」
って言いたくなる。



計算式も出来そうだ。
ベタ惚れ+女々しい=雅也
的な感じで。



―――――――――…

―――――――…



「ねぇ…麗菜聞いてる?」

私が自分の世界に入っていたら雅也に肩を叩かれた。


「あっ、ごめん。」


私がそう言うとさっきのように両頬を膨らませて…


「麗菜は俺のことなんかどうでもいいんだ」


と冷めた顔をして私の横を通りすぎながら言った。






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