あの時流した涙


友達に.....................。





ふーん。


「なんだ。それだけか。じゃあ皆帰ろう」





早っ?!


まるで、私の恋が終わる時の様に。



「煜、この髪留め知ってる?」


私は髪につけてた髪留めを取って、煜に見せた。

その髪留めは、キラキラの付いた可愛い髪留め。


「知ってるよ」



良かった。



覚えてなかったらどうしようかと思った。



「後、プロポーズも」


うっ。


そこまで.....................。



「そっか。私帰るから!バイバイ!」

無理やり家庭科室から出て、急いで校門を出る。




今、プロポーズされても、私は好きなのか分からない。


だから、自分の気持ちに分かるまで、待ってーーーーー。
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