あの時流した涙


「おはよ~」「おは~」


色んな楽しそうな声が聞こえながらも、耳に焼きつく黄色い声。


「うるっさ」

死んじゃいそう。

ドンッ


「きゃっ」

いった~。


何かにぶつかって、倒れてしまう。



「ごめんなさい!」

男の子?

「いいよ...........」


痛いけど。


「え.......。貴方高城龍?」

もし高城龍なら.....................。


「そうですけど、貴女は萩野奈悉さん?」

「そう!わ~逢いたかったんだ~」



生で見たらチョーイケメン♡


「僕もです!」


かっこよすぎ.....................。


「奈悉~行くよ~!!!!!!!!」

璃子に呼ばれて我に帰った。


「あ、じゃあまたね!」



とだけ、返事して璃子の所へ走って行った。
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