あの時流した涙
あーもうっ!!!!!!!!
煜の事、どうしても考えてしまう。
「じゃあ、帰るな。明日」
龍と離れたくないって思ったけど、強くなるためにも今は離れた方がいいと思った。
「うん」
一人で帰る、帰り道。
やっぱ寂しい。
「ふう。」
小さなため息。
はぁー、よりましだよ。
そんなに困ってないし。
でも一つだけ、困ってる。
私はほんとに龍が好きなのか。
もしかしたら、好きじゃないのかもしれない。