あの時流した涙
*幼なじみ
璃子が帰って、10分ぐらい立っただろうか。
身体が冷たい。
いくら毛布にくるまっても、寒い。
「クラクラする.....................。体温測ろうかな」
クラクラしながらも、下に行く。
「お母さん、体温計貸して.....................」
リビングの、ソファーに向かった。
「はいはい。あら、奈悉、熱あるわね」
熱.....................?
ピピピピ
体温計が鳴って、取り出す。
「あらまあ、39度もあるじゃない!」
「明日やすみなさいね!」
あーあ。
熱だしちゃった.....................。
当分迷惑かけるかな。