あの時流した涙



「ホント?!」



またまたコクリと頷いた。



「相手は誰?!」


「えっとね~、煜。安東煜。」



また凍り付いた。



皆してそんなリアクションとかあり得なさすぎ!


「安東煜.....................」


確かに?皆が思ってる事は分かってるよ?

まさか美男美女が?!って思ってるのは分かってる。



でも、それが現実。







現実を見ましょう?




「奈悉、全部声出てる」



「うひょ?!」


慌てて口を抑えた。
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