あの時流した涙





「うっそー」


「マジで~」




周りからそんな声。



そうだよね。

皆思っちゃうよね。






「萩野さん!!!!!!!!」



ドアから可愛いおんなのこの声が聞こえて、ドアに近づいて行った。



「はい.....................。」



女の子はニコッと笑うと私の腕を掴んで、あまり使用しない西館のトイレに連れて行った。



「ねえ、安東煜君取るってどうゆう事?」


周りにいた女の子が悪魔みたいな笑顔で私に聞いてくる。




< 94 / 231 >

この作品をシェア

pagetop