あの時流した涙
「うっそー」
「マジで~」
周りからそんな声。
そうだよね。
皆思っちゃうよね。
「萩野さん!!!!!!!!」
ドアから可愛いおんなのこの声が聞こえて、ドアに近づいて行った。
「はい.....................。」
女の子はニコッと笑うと私の腕を掴んで、あまり使用しない西館のトイレに連れて行った。
「ねえ、安東煜君取るってどうゆう事?」
周りにいた女の子が悪魔みたいな笑顔で私に聞いてくる。