あたし様の恋事情【完】
ーSide 圭人ー



緊張する。



俺は今日…、中学の頃から憧れだった“高梨 繭”先輩に俺は告白するんだ。



繭先輩は陸上部の部長だったんだけど、ダメダメな俺にしっかり教えてくれたんだ。



その時から俺は先輩に惹かれていたんだけど、築いた時には先輩は引退してしまったんだ。



だから同じ学校に入り、告白することに…決めたんだ。



ガサガサ向こうから足跡が聞こえた。



繭先輩だろうか…??



俺は緊張しすぎて前を向けない。



ど、どーしよう。



「君が圭人君??」



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