恋の授業




「はーい。」




そう言って、先生とわたしは勉強をはじめた。




「もーヤダ。意味わかんない。」




1時間ミッチリ勉強して、わたしの頭はパンパンになっていた。

同時にわたしの頭は限界をむかえていた。




「しかたないですね。
 もう12時近くですし、お風呂に入って寝ましょう。」



「わーい!
 ・・・ちょっと待って。」



「はい?」



「わたし、着替えないんですけど・・・。」



「あぁ、ちょっと待ってください。」




そう言って、先生は奥の部屋に消えていった。


10分後、先生は何かをもって戻ってきた。




「これを使ってください。」




先生が持ってきたのはわたしには少し大きめのルームウェアだった。




「え・・・。いいんですか?」



「着替えがないって言ったの、あなたじゃないですか。」




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