恋の授業






本の山が崩れ落ちてきた。




「いてててて・・・。」



予想もしていなかった展開のため、防御する手もなく、思いっきり本のなだれに巻き込まれてしまった。




「大丈夫ですか!?」



「あ・・・、はい。
 ・・・って、え?」




騒ぎをききつけて、先生が駆けつけてきた。

が、その姿を見た瞬間、わたしは本日二回目の奇声を上げた。

グーのパンチつきで・・・。





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